豊富なチャンスを積極的に活かし世界に通用するエンジニアに

横井 匠 TAKUMI YOKOI

技術本部 第一技術グループ 2004年入社

これまでのキャリア
生産技術(5年間 タイロッド) 工法開発(1年間 加工 組立) 生産技術(3年間 タイロッド) 企画(現職・今年で2年目 新工法の構想・検討など)

横井 匠 TAKUMI YOKOI

技術本部 第一技術グループ 2004年入社

これまでのキャリア
生産技術(5年間 タイロッド) 工法開発(1年間 加工 組立) 生産技術(3年間 タイロッド) 企画(現職・今年で2年目 新工法の構想・検討など)

世界水準の技術力を体感できる

THKリズムに入社して最初に配属されたのが、生産技術の部門です。そこでは主に工程設計を担当していました。図面に書かれたモノを実際の製品にするまでの「プロセス」の設計ですね。どういう順番で、どういう設備を使って、どういう工法で作るかという具体的なモノづくりの流れを考えていきます。機械科卒の僕にとって、現場に近い環境で世界水準の技術力と製品を目の当たりにできるのは、大きな喜びでしたね。入社したてのころは、「おお、この部品があの有名な車の一部になるのか」と、一人で感動したりしていました。

イメージ

当社は歴史の長い会社ですが、若手にも責任ある仕事を与えてくれる風土があるので、自分も入社2年目に、ある設備の仕様決定を一人で任されました。自分の考えたアイデアが採用されて、実際にその設備を使って生産が行われて……。現場担当の方から「便利になったね」と言われた時のうれしさは、忘れることができません。当然、手持ちの知識だけでは追いつきませんから、自分で調べ、時には先輩に聞いて、考えていく必要がありますが、経験や技術が伴ってくれば、それに応じてどんどんチャレンジさせてくれます。成長スピードは自分でも実感できるくらい早いですね。エンジニアとしてはとても勉強になる環境ですし、それがTHKリズムの技術力の源泉かもしれません。モノづくりスピリットにあふれた人には、ぴったりの会社だと思います。

その後、工法開発などのキャリアを経て、今は企画の仕事をしています。10年先の技術を見据えて、現在の工法を一新するような画期的な工法を検討する日々です。会社の将来のビジョンに直結する「特命」ともいえる仕事なので、モノづくりに密着していたころとは、また別のモチベーションを感じています。

エンジニアとして成長できる海外の仕事

THKリズムの特徴のひとつは、グローバルに事業を展開している企業であるということ。エンジニアは特に海外での活躍も期待されますし、数年やっていれば、出張などで海外に行く機会もあると思います。僕が初めて海外出張をしたのは入社3年目で、行き先はアメリカでした。海外拠点では、限られた条件や環境の中で対応していくことになりますから、エンジニアとしての経験値も上がります。たとえば日本だと、部品の寸法が違っていても、修正もある程度容易ですが、海外では、そこにあるものの中で何とかしなければいけない。そういうハードルを乗り越えたときの達成感は格別ですね。僕はこれまでに6カ国10拠点、一通り回りましたし、エンジニアにはそういう人も多いんじゃないでしょうか。海外経験を重ねたおかげで、幅広いものの見方ができるようになりましたし、個人的には、それぞれの国の文化や食べ物を味わうこと自体が、大きな楽しみです(笑)。

イメージ

地元をとことん楽しむ、リズムの「夏祭り」

それから、地元で有名なのは「夏祭り」。子どもからお年寄りまで楽しめる催し物がいろいろあるので、地域の方や従業員の家族など、毎年2,000~3,000人が集まります。皆さん楽しみにしてくださっていて、「絶対にやめないで」という声もよく聞きます。僕自身、小さいころに遊びに来た記憶がありますし、自分の子どもができてからは、家族連れで楽しんでいます。夏祭りの時期が近づくと、社内で実行委員会を作って準備に入るんです。皆でアイデアを出し合って、子ども向けのヒーローショーや有名人のものまねショーを企画したり、抽選会の豪華景品を検討したり。仕事以外の大きな楽しみですね。模擬店も、各部門で出店します。ビールを注ぐのは楽ですけどね、真夏の焼きそばは大変なんですよ。鉄板が熱くて(笑)。当日は一日中バタバタしていますが、実行する側ならではの面白さを、新入社員の方にもぜひ体験してほしいです。

こうした、「グローバル」と「地元密着型」という両方の特徴を持つのも、THKリズムという企業のユニークさだと思います。自動車産業は世界的に活況を呈しているし、会社としても国際舞台で活躍できる人材を求めています。僕自身、そういうエンジニアを目指したいと思っています。同時に、そうした会社としての誇りは、地域と共に歩んできた長い歴史に裏打ちされているんだと感じます。

イメージ

1日のスケジュール

8:00
▼

  • 始業
  • 朝のミーティング
  • メールチェック
  • 企画業務(新工法の検討、構想)

10:00
▼

  • 打合せ(構想の内容を設備部門に相談)

12:20
▼

  • 昼食

13:20
▼

  • 試作(実際の製造ラインでトライアル)

15:30
▼

  • メーカーと打合せ(新しい商品について)

18:00
▼

  • 退社